OXOのルーツ

OXO(オクソー)はふとした疑問から始まりました。
「なぜ普通のキッチン用品を使っているうちに手を傷めたりすることがあるのだろう?」
「なぜすごく快適で使いやすいキッチンツールがこの世には無いのだろう?」
この問いかけをしたのがサム・ファーバーでした。自ら創業した家庭用品の会社から引退したばかりのサムは、関節炎を患っている妻がキッチンツールを使う際にとても苦労している姿を見て、キッチンツール(調理器具)の実用性に疑問を抱いたのです。そして関節炎の人に限らず、より多くの人が快適に使えるキッチンツールを作るために、サムはスマート・デザインという会社にアプローチしました。
開発の初期段階の調査には、一般ユーザーのニーズを汲み取るために、消費者、シェフ、業界関係者の調査はもちろん、老年学の専門家として高名なパトリシャ・モアーから、高齢の方、身体が不自由な方のニーズについての話も参考に開発が進められていきました。そして、何十ものデザインプログラム、何百もの試作品、数多くの製造上のリサーチを経て、OXO社は誕生したのです。
1990年に「GOOD GRIPS」シリーズとして15のキッチンツールがアメリカでデビューしました。人間工学に基づいたデザインは業界に新しい基準をもたらし、消費者が製品に求める「使いやすさ」「機能性」への期待を高める結果となりました。
その後次々と新製品が生まれ、画期的な500以上の製品が日常生活のさまざまなシーンで活躍しています。優れたデザインの「GOOD GRIPS」シリーズは、国内外を問わず、たくさんの国際機関や学会から認知されており、今ではユニバーサルデザインのシンボルとしても脚光を浴びています。サムが1995年に引退したあと、1999年にはバージニア州の家庭用品会社ワールド・キッチン社、2004年以降はヘレン・オブ・トロイ社の傘下でOXO社は常に、多くの人が日常で感じる不便を解決する製品を作り続けています。
©2007 OXO International, Ltd.